アンコール・ワット(Angkor Wat)。
12世紀前半に建造された、カンボジア・クメール建築の頂点。日本だと平等院鳳凰堂が同時期にあたるらしい。今から約140年前にフランス人博物学者アンリ・ムオが発見した。Angkorは王様の宮殿、Watは寺を意味する。
ヒンドゥー教(ビシュヌ派)の寺院であり、周囲は皇居とほぼ同じく約5km。南北約1300m、東西約1500mの堀で囲まれている。2年ほど前に駅伝大会で皇居を半周走ったが、ゴールが長く感じたことを思い出した。こちらは暑くて(午前9:30で摂氏36度)とても一周はできない。
■エントランスである薄暗い西塔門の内部を通りすぎると、塔門の中に縦長の長方形に切り取られた開口部越しに、中央祠堂が見える。これはフレーム効果を意識した設計で中央祠堂の高さを強調している。

■西塔門を抜けると4本の柱のたつポーチから、水平に広がる中央祠堂群が見える。ポーチの柱により仕切られている枠取りから建物全体がはみ出すようにみせることで、規模の大きさを強調している。

■参道は約600mと長く、中央に位置する尖塔があるときは見え、あるときは見えなくなる。歩くにつれ中央神殿への期待が高まっていく。尚、伽藍配置は左右対称となっているが、近年の調査により左右の長さのずれはわずか5cmであることがわかった。測量精度、建築精度の高さを物語っている。

■クメール建築は、木造、レンガ造を経てこの時代には石造となっている。構造部はラテライト(中央の火山岩のような石)、表面は化粧用として砂岩(右端)が用いられている。

■その他資料
創建者:スールヤヴァルマン二世
創建年代:12世紀前半に25,000人/年×30年をかけて造られた。


福田先生、
お世話になっております、齊藤です。
もしやこれはOn Time、今日の写真ですか??
社長との旅、いろいろ振り回されて大変なこともあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。