任意団体SWITCHによる「わいわいみのお園」プロジェクト。
SWITCHは、阪大,大阪外大,武庫川女子大の学生が「地域から世界を変えよう」を合言葉に様々なまちづくり活動を企画運営する団体。
わいわいみのお園は、
�@作物作りを通して「食」に関する知識を深めると同時に環境への意識を高めること
�A年輩者から子供たちまで保護者を含め、幅広い年齢層の人たちが交流できる場を造り出すこと
を目的としており、箕面市小野原東の土地をお借りし、地域の人びとと行政、学生が一体となって農園作りを行おうとするものだ。
■農園となる土地は500m2程で現在耕耘機も使用できない荒地だそうだが、雑草の根取りから始めて春に備えるそうだ。

■開園式が先日1月15日に開かれ私も出席させて頂いた。式典後のもちつき大会では、薪をくべてもち米を蒸し、皆でもちをついた。この地区は西国街道沿いにあり、都市化の影響を受けながらも古い家並みが残っている。


翌日、小舟木エコ村プロジェクトの関係でミラノ工科大学デザイン学科のマンティーニ教授にお会いする機会を得た。教授は持続可能なライフスタイルを研究対象とされ、世界中の大学と共にSustainable Everydayというワークショップを実践されたことで知られる。彼によると持続可能社会の一つのキーワードは、「国家や自治体に頼らない、地域の人々による自己組織化」であり、わいわいみのお園のような取り組みもその一つにあたると考えられる。
学生もこの地域に沢山下宿しているが、研究が忙しいのと下宿なのでその地域に愛着がもてない気持ちから、地域活動には無縁の人が多いと思う。そのことを日頃から不思議に思っていた学生同士が話し合いを繰り返し、今回のプロジェクトを企画したという。
学生が主体となって行政や地域との折衝を通じ、現在開園までこぎつけたことは素晴らしいことだ。しかし学生の宿命か、ほとんどの学生はいずれ卒業しこの地を離れるだろう。本当に続けたいと考える学生が、この取り組みを自分の仕事とするのも一つの手だ(徳島新町川パラソルショップ運営の例をまたご紹介)。もしくは、うまく世代交代しながら持続可能なものにするにはどうしたらよいか、知恵を絞る時期がくるかもしれない。
こんな障害も、きっと彼らなら乗り越えてくれるだろう。






