かつて大阪は水の都と呼ばれていた。しかし、交通が水運から陸運へと移行した現在、水辺の建物は川に背を向けて建っており、また水辺空間は人々の日常生活から遠い存在になっている。河川法の制限もあり、河川区域で商売をすることもできない。
しかし本来水辺は公共空間であり、道路や公園と同様誰もが立ち入ることのできる空間である。船舶免許があれば誰でも川に船を浮かべて通行できるということは意外と知られていない。
2年ほど前から、少しでも水辺の良さを知ってもらおうと、地元有志やNPOが立ち上がり行政の支援を得ながら社会実験を繰り広げている。
(行政の中には、社会実験ですら企画段階で前例の無いことを言うと乗ってこない人がかなり多い。実現には企画力と実行力、そして気力が必要であり先頭にたつ人には頭が下がる。企業で新しいビジネスを立ち上げる時も同じことが言えるだろう。)
写真は昨(2004)年10月30日からの1週間、天満橋をターミナルとする水上タクシー・水上カフェ&バーの社会実験「天満埠頭」に参加した時の様子である。延べ2,000名以上の参加があったそうである。非常に天気がよく、また水辺の気持ち良さを味わえた瞬間であった。

■いざ出発。天満橋から中之島を見る。ここから中之島の先端までぐるっと一周するコース。

■中之島公会堂。堤防が高くてよく見えない。水面・堤防・施設の関係調整はこれからの検討課題だ。

■天満橋から堂島川を通り、中之島西端の大阪市中央卸売市場に出た。視界がぐっと開ける瞬間。
遠くにUSJのホテルも見える。写真は中之島方面を振り返ってみるたところ。

■写真4:リバーカフェ。後日、リバーカフェの第1弾プロジェクト(2003.10)をご紹介する。


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