生命は、常に発展していきます。
フリチョフ・カプラは、この「発展」を生命の原理の一つとし、
この恒常的な発展には、学習が伴うとのべています。
生命が始まってからこれまでの歴史をみても、
時代の流れとともに環境は変化し、
それに対応する形で生物界は発展してきました。
「生命と場所」の著者でもある清水博は、
生物が環境に対し、自分を適応させていく生物の自己創出能力を、
「即興劇」に例えて説明しています。
生物が個を取り巻く社会や環境に対応することによって、
自分のアイデンティティやストーリーまでもを生み出していく。
彼は、この構成員によってストーリーが“生み出される”ことを自己創出とよび、
それが創造的な生命の原理であるとしています。
そして、この創造性を生み出すしくみを、
細胞から個体、企業、社会組織全般にまで拡大しながら、
創造というものの本質を捉えようとしています。
常に環境に対応しながら発展してきたという意味では、
企業も全く生物と言えるかもしれません。
個と個との即興劇。
そして個が集まった、企業と企業との即興劇。
毎日の一瞬のちょっとしたやりとりが、
長い時間をかけながら、
この地球上全ての発展を生んできたのですね。
環境が大きく変化しようとしている今、
その即興劇も、かなり密度の濃い場面に入ってきているようです。
さてあなたは、この地球という舞台でどんな役を演じたいですか?


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