センター・フォー・エコリテラシーが提唱する
エコロジーの原則の一つ目は、「ネットワーク」
ふと生き物を見ると、
たしかに彼らの世界では、
何重にもネットワークがはりめぐらされていて、
つながって、つながって、生きています。
木の枝に残った柿は、
虫のえさになり、柿も虫も鳥のえさになり、
そして柿も虫も取りもいつしか土のえさになる。
ゆっくりといろんな生き物の中を通って、
だれもが「利用」しているうちに、
柿であった部分はいつか土に戻り、
また秋に柿のかけらになっていくのでしょう。
私達の社会も、もちろんこのネットワークに包まれています。
しかし、どちらかというと私達は、
ほかの生き物たちにモノを手渡してしまうのが
あまり好きではないようです。
変化しないもの、安定なものを求め、
奪われないように、邪魔されないようにしているうちに、
なんだかたくさんのものを溜め込んでしまったみたいです。
はじまりもおわりもとどまることもない、つながり。
始点も終点もない、誰もが「利用する」ループ。
モノの世界にこんなループをどれだけ持ち込めるのか。
そこに、私たちのチャレンジがありそうです。


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